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梅毒の基礎知識!完治するの?

2019年11月17日

昔から知られている有名な性病の一つに梅毒がありますが、この病気はペニシリンが発見されるまでは不治の病として、人々の恐怖の対象でした。しかしながら、現在では医療技術の発達により、早期発見し迅速な治療を行うことで完治できるようになっています。梅毒に感染してしまったかもしれないという場合には、すぐに検査を行い治療すれば完治させることが可能なのです。

梅毒は、梅毒トレポネーマという病原体によって引き起こされる病気であり、梅毒患者の症状が出ている病変部と呼ばれる部分に触れることで感染します。病変部以外にも精液や膣分泌液、血液などの体液に存在しているので注意が必要です。感染経路としては、コンドームを使用しない性交渉や、オーラルセックス、アナルセックスによるものが多いですが、口に病変部がある場合は唾液に病原菌が含まれている可能性もあり、キスでもうつってしまうことがあるので注意しておきましょう。

梅毒がうつってしまうと、その約3週間後にしこりができるという症状があらわれます。小豆くらいの大きさであることがほとんどで、硬さは軟骨くらいだと言われており、痛みがないことが多いですが、稀に痛みを感じる人もいるようです。それ以外には、太ももの付け根部分が腫れますが、痛みはないので気づかない人も多いです。これらの初期症状は放置しておくと数週間で消えてしまいます。

感染してから約3か月後は、小豆もしくはもう少し大きい隆起が見られるようになり、それだけではなく手のひらや足の裏に発疹が見られるようになるでしょう。薔薇の花びらのように見えるピンク色の円形のあざができてしまったり、肛門周辺や性器にイボができたりすることもありあます。稀に喉の奥の腫れや、脱毛症状も見られますが、これらすべての症状は3か月から3年続いてから自然と消えて、しばらく無症状が続きます。その後も治療せずに放置してしまうと心臓や血管、神経や目などに重い障害が出てしまうのです。

梅毒に感染した場合はミノサイクリンを含む治療薬を用いた治療が有効です。ミノサイクリンはテトラサイクリン系の抗生物質であり、梅毒の病原体にも高い効果を発揮するのです。まずはコンドームを用いるなどして感染を予防することが大切ですが、予防していてもうつってしまった場合は早く病院で検査を行いましょう。検査結果が陽性であった場合は、ミノサイクリンなどの薬を用いて治療を進めるようにしてください。